本節では、Javaヒープのチューニング方法および、チューニングによる影響範囲を説明します。 ■チューニング方法 Javaヒープの各領域のサイズは、表1に示すオプションをJava起動時に指定することで設定ができます。 なお、メモリ割り当てプールのデフォルトの初期値および最大値を、表2に示します。 また、Permanent世代領域のデフォルトの初期値および最大値を、表3に示します。 表1 Javaヒープに関するオプション オプション オプションの機能
前回、JVMとGCのしくみ - ITエンジニアとして生きるでJVMとGCのしくみについて書いた。 今回はその続きということでJVMのチューニングについて書きたいと思う。 JVMチューニングって -Xms ・・・ ヒープ全体(New領域+Old領域)の初期値 -Xmx ・・・ ヒープ全体(New領域+Old領域)の最大値 くらいしか話題に上がらないし意識しないことが多い(気がする)。 でもホントはこれだけではダメで、前回のようにPermanent領域、New領域、Old領域を意識したチューニングが必要になる。 VMチューニングを考えるその前に・・・チューニングの話をする前にまずVMの起動モードについて話したいと思う。 VMには大きく以下2つの起動モードがあり、それぞれ以下のような特徴を持つ。 ◆クライアントVMモード 起動時間を短縮し、メモリサイズを縮小するように調整されている。 VM起動時
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