概要: Mean Shift法[1]とは,d次元空間内に点群xiが分布しているとき,その密度の極大点(node)を発見する手法である. より厳密には、点群xiを標本点として出力し得る”確率密度関数”の極大点を発見する手法である. 計算は最急降下法の原理を用いる. 1. 空間内の任意の点を初期位置とし, 2. 徐々に密度(確率密度)の大きな方へ向かって移動して, 3. 極大点(node)に到達すると計算を止める. 点群のクラスタリングや画像の特徴保存フィルタとして応用できる. [1] Dorin Comaniciu , Peter Meer , Senior Member, Mean shift: A robust approach toward feature space analysis, IEEE Trans. on PAMI, 2002. カーネル密度推定 Kerne