オーディエンスにコンテンツを届ける方法として、プラットフォームの役割は日増しに拡大。プラットフォーム側には記事や動画の収益化や配信をめぐるルールを取り決める力が備わりつつある。 そこで、プラットフォームとの関係構築を専任とするマネージャー・役員クラスを配置するパブリッシャーが出てきた。過去の経緯を知り、テクニカルなやり取りに対応しながら、関係を一手に管理する「プラットフォーム大使」が、いま求められている。 この状況下で、パブリッシャーが「プラットフォーム大使」を通じて、自分たちの利益を力強く訴えていくことは、プラットフォームへの敗北には当たらない。 自社サイトのアクセスよりソーシャル拡散を重視する「分散型メディア(Distributed Publisher)」の台頭で、メディアに新しい役割が求められている。 いわば、多数のコンテンツ配信先との関係構築をはかる「プラットフォーム・アンバサダー