2016年6月4日のブックマーク (1件)

  • ヘーゲルとマルクス、あるいは「行方不明少年」発見のニュースについて考える。 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

    👈応援クリックよろしくお願いします! 「想定内の思考」と「想定外の思考」。何故、警察も捜索隊も、そして自衛隊も、6日間も発見できなかったのか。私は、警察などを批判するつもりはまったくないが、我々自身を含めて、多くの日人が、最近、囚われている「思考習慣」については、いくつかの疑問を感じる。 たとえば、警察や自衛隊は、過去の成功体験に固執しているように思われる。そこに限界と陥穽がある。つまり、過去のデータをマニュアル化した体系的思考や理論的思考の限界と陥穽である。科学的思考ではなく科学主義的思考の限界と陥穽と言ってもいい。私は、そういう思考を「イデオロギー的思考」と呼ぶ。 「行方不明少年」は、警察や自衛隊の捜索範囲外から発見された。後で考えれば、当然、誰もが考え付くような場所から発見されたわけだが、それが難しいのだ。「想定内」とか「想定外」とか、簡単に言うが、「想定外」とは、「まだ誰もが考