ソーシャルメディアの普及や発達により、企業からの情報発信だけでなく、顧客による評判形成や企業と顧客の双方向的なコミュニケーションが重要だと言われる時代。そんな「価値共創」の時代に、マーケターはどう価値を定義し、マーケティングの実務に落とし込んでいくことができるのか、本連載ではFacebook Japan マーケティングサイエンス統括 執行役員の中村淳一氏がトップマーケターにインタビューし、そのヒントや考え方を解き明かしていく。 第5回は、博報堂や電通、Googleなどでデジタル広告に黎明期から携わり、B2C、B2B、ベンチャーから大企業までのマーケティングに幅広い経験を持つ、スケダチ 代表 高広伯彦氏が登場。また同氏は京都大学で博士号(経営科学)を取得、社会構想大学院という社会人大学院でも教鞭をとっており、経営学や社会学といった学問領域からマーケティングの実務の現場までカヴァーしている。そ