東京都の石原慎太郎知事は3日の定例会見で、上野動物園(都の外郭団体が運営)の昨年度の入園者数が60年ぶりに300万人を切ったことについて、「工夫が足りないんじゃないか。パンダがいなくなったから客が減ったというのは短絡的だ」と指摘した。会見の詳報は以下の通り。 −上野動物園の入場者数減について。知事はどう思うか 「知らないね、そんなものは。工夫が足りないんじゃないか。何もパンダがいなくなったからってね、客が減ったというのは、短絡的なあれでね。北海道とかいろんな動物園はいろんな工夫をしてね、今までなかったパフォーマンスしてますよ。そういうこと考えた方がいいんじゃないの」 −知事はパンダは1億円はかかるから来なくてもいいという意見だったが 「高いもんね。君なんかどうなんだ?」 −僕はいてもいいかなと思います 「いてもいい?1億円払って?」 −1億円は17万人入場すればペイできる計算