「働き方のコンパス」は、ビジネスパーソンの悩みに、哲学者や社会学者、経済学者などの研究者が答えていくシリーズです。それぞれの学問的な見地から、仕事の悩みはどう分析できるのでしょうか。回答者は、社会学者の富永京子さんです。 今回の回答者 社会学者 立命館大学 産業社会学部 准教授 富永京子さん 若くして立命館大学産業社会学部准教授となった社会学者。主に社会運動や政治活動について、生活領域からアプローチする研究をおこなっている。大学に就職したはいいものの、自身も優秀すぎる同僚たちについて行けず悩んでいる着任5年目。 今回のお悩み Q.専業主婦か仕事を続けるか。後悔のない選択がしたい 学生の頃は「一生働き続けたい」と思っていましたが、結婚してから「家族のために、より徹底的に時間を使いたい」と思うようになりました。働いてこそ得られる喜びはあるけど、仕事への熱意は以前ほどありません。しかも、今の仕事
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