「ニコニコ動画」に関連動画が多数投稿されたことで火が付き、アマチュアクリエイターがこぞって買い求めたクリプトン・フューチャー・メディア(株)の「初音ミク」。「DTMソフトとしては異例のヒット」と言われており、クリプトンによれば、1月21日付けで3万本の販売を記録しているという。 なぜ「彼女」はネットアイドルにまでのぼりつめ、その地位をキープし続けていられるのだろうか。ジャーナリストの津田大介氏に話を聞いた。 【解説】初音ミク メロディーと歌詞を入力し、発音の強弱やビブラートなどを調節することで、歌を人間らしく歌わせられる歌声合成ソフト。ヤマハが開発した「Frequency-domain Singing Articulation Splicing and Shaping」(周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法)という歌声の合成方法を採用している。 ネットから消えた「初音ミク」画像を