任天堂元社長、山内氏が75億円全額負担で「がん専門の京大病院」を建設し完成させる 任天堂の山内溥さんが全額負担してつくられていた病院が完成 京大病院「がん病棟」完成…任天堂相談役 ほぼ全額寄付 京都大病院(京都市左京区)で、がん治療の中心となる新病棟「積貞棟 せきていとう」完成記念式典が18日、行われた。高さは31メートルで、 2007年に導入された新景観政策による高さ規制(20メートル)を上回ったが、京都市は、 公共性が高く、景観にも配慮しているとし、特例として初めて規制を除外した。今月末に診療を始める。 新病棟は地上8階地下1階建て、延べ床面積は約2万平方メートル。放射線治療科、血液・腫瘍 しゅよう内科、呼吸器外科、消化管外科、泌尿器科などがある。 08年7月に着工し、総事業費約75億円のほぼ全額を、 任天堂相談役の山内溥(ひろし)さん(82)が寄付していた。 2