Introduction 最近はRustを使う機会がたまにあるのですが、 もともと仕事ではJavaやJavaScriptを使うことが多かったので そういった言語との違いには少々苦労しています。 Rustを学習するにあたって壁となると思われるポイントはいくつかありますが、 その中のひとつ、スマートポインタについて自分が学んだ結果を記述します。 なお、本稿サンプルコード実行についてはRustのPlayGroundにて行いました。 Smart Pointer? ポインタというと、メモリのアドレスを含む変数の一般的な概念です。 C/C++などの言語に慣れている人ならよく知っていると思います。 この「アドレス」というやつは、何かの他のデータを参照したり指し示したりします。 Rustで最も使用されるポインタは↓のような「参照」です。 &記号を用いて指している値を借用することが可能です。 それ以外の特殊
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