三菱東京UFJ銀行は30日、同行において、会員制サイト等のサービス運営者の預金口座入出金明細が漏えいし、当該明細に記載された一部の振込依頼人(=会員制サイト等の利用者)である顧客の電話番号が架空請求詐欺に利用されていたことが判明したと発表した。 三菱東京UFJ銀行によると、今回漏えいした振込依頼人である顧客の情報は、電話番号またはカナ氏名(※1)で、住所や口座番号等の情報は含まれていない。また、架空請求詐欺に利用されていたのは電話番号だけで、同行で調査をしたところ、約1万4千件の電話番号が漏えいしている可能性がある。 (※1) 電話番号とカナ氏名の双方が漏えいしている顧客はいない 会員制サイト等運営者の同行にある口座への振り込みにあたり、振込人名として自らの電話番号を入力(※2)したことがある顧客は、サイト利用料等の架空請求詐欺に利用されるおそれがあるため、同行では注意を呼びかけている。
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