幻の10円玉とは? 昭和25年「臨時通貨法」を改正し、素材を洋銀(銅・ニッケル・亜鉛の合金)として10円洋銀貨は昭和25年~26年にかけて7億枚製造されました。当時の10円洋銀貨は、現在のものとは違い5円や10円と同様に中央に穴があいたものが採用されたようです。 元々の計画では25年から3年かけて10億枚(1年目6億枚、2年目3億枚、3年目1億枚)を製造する予定でしたが、10円洋銀貨の製造開始からほどなく、昭和25年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、ニッケル相場が急騰したことでニッケルの入手困難となりました。 当時、造幣局の手元に残った資材のみでは2年目の10円硬貨の製造数は1.3億枚が限界となっており、当初計画を縮小し、1年目の6億枚と併せて約7億枚の10円硬貨が製造されることとなりました。 昭和26年に入ってもニッケル不足は改善されず、同年5月31日にニッケル使用制限規則が公布されるととも
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