ボリビアの水道の民営化の流れは以下のようなところです。 世界銀行の主導でボリビア主要都市コチャバンバの水道事業民営化 (ベクテルの子会AdTが運営する) ↓ 水道料金の急激な上昇(月収の約1/4) ↓ 水道料金を払えない家庭は容赦なく水道を止めた ↓ 払えない人々が井戸を掘ったり、バケツに雨水を貯めたら、水源が同じだとして雨水を貯めることを法律で禁止、井戸からも使用料を徴収 した ↓ やむを得ず泥水を飲んだ子供が命を落とすことが多発 ↓ 市民団体が警官隊と衝突して暴動化、軍による弾圧 ボリビアは世界銀行の融資を受け入れたことで、民営化と緊縮財政を強要されました。 世界銀行から融資を受ければ必ず緊縮財政と民営化などの規制緩和はもれなく付いてくるというほど当たり前になっています。 それを一手に請け負ったのがアメリカに拠点を置く多国籍企業のベクテル社です。 元々ボリビアはアメリカと貿易協定を結ん