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  • 「天皇と東大」~日本式ファシズムの源流とは - 酔生夢死浪人日記

    立花隆著「天皇と東大」(上下巻)を読了した。「文藝春秋」に連載された原稿に修正を加えた1600㌻に及ぶノンフィクションで、「大日帝国の滅びの道筋」が描かれていた。立花氏はアカデミズムとジャーナリズムの分水嶺に位置し、両者の優れた面を併せて提示できる稀有の存在である。 「朝まで生テレビ」などで、以下のような趣旨の発言を頻繁に耳にする。即ち<日のファシズムは民衆の排外主義に根差し、メディアの煽りもあって広まった。軍部や政治家だけに戦争責任があったわけではない>……。 定説化しつつある上記の論調が全くの的外れであることを、書は明確に示している。大正デモクラシーとマルキシズム支持の広がりに危惧を覚えた軍部、政治家、民間右翼が一体となり、<チーム>を形成した。彼らの思想的支柱になったのは戸水寛人、上杉慎吉、平泉澄、土方成美ら東大教授だった。 上杉は天皇神格化を目指しながら、精華を見ることなく他

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