遺体は溶かす方がエコ、でも…な「液体火葬」って何?2015.04.16 19:0024,493 福田ミホ こういう機械でやるんですけど…繊細な方は食事中とかに読まないでくださいね。 いきなり恐縮ですが、人体って死んでしまったら、生きた細菌と死んだ細胞が詰まった袋です。放っておくとどんどん腐ってしまうので、その前に火葬や土葬したり、そのさらに前に「エンバーミング」という防腐処理をしたりします。最近では新しい手法として、アルカリ性の液体を使って溶かす「液体火葬」なるものがあります。その処理方法は「アルカリ加水分解」といわれるものです。 でも埋葬方法として液体火葬を選べるのは、まだ限られた人だけです。液体火葬は「水火葬」とか「バイオ火葬」などなどとも呼ばれていますが、米国だと50あるうちの8つの州でしか法的に認められていません。死体処理方法の中ではコストが屈指の低コストであり、環境負荷も低いので