記事一覧 保育園横でクマ発見、射殺 大野、子2頭も捕獲 (2010年10月27日午前11時06分) 福井県大野市は27日、同市清水の義景保育園横の空き地に前日夕からいた親グマ1頭を射殺、子グマ2頭を捕獲した。 26日午後5時ごろ、近くの住民が空き地でクルミを食べているクマに気付き、同保育園職員を通じて市に連絡。市職員や地元猟友会でつくる捕獲隊員らが近くに捕獲おりを仕掛けた。市職員14人は空き地を囲むように車を止め、夜通しクマの動きを監視した。大野署員も周囲のパトロールに当たった。 27日午前6時に捕獲隊員や市職員ら約40人が集まり、周囲で人や車の出入りがないように警戒、親グマ1頭を射殺した。子グマ2頭は山に放とうと運んだが、既に死んでいた。市は、捕獲されたストレスなどによるショックが原因ではないかとみている。 親グマはメスで体長約115センチ、約50キロ。子グマはともに約体長70セン