大飯1号機、停止長期化か=安定供給に全力−関電 大飯1号機、停止長期化か=安定供給に全力−関電 関西電力は、調整運転中の大飯原発1号機(福井県おおい町)で15日に起きた機器トラブルの原因を究明するため、16日夜、同号機の原子炉を停止した。福井県は1号機について、定期検査のために運転を停止した原発と同様に、国が新たな安全基準を示さない限り再稼働は認めない方針。運転停止は長期化する可能性が大きい。 大飯1号機の出力は118万キロワットで、関電全体の4%程度を占める。定期検査の最終段階にあり、調整運転中でもフル出力で電力を供給していた。停止で関電管内では一層の需給逼迫(ひっぱく)が懸念され、同社は安定供給に全力を挙げる方針だ。(2011/07/16-21:17)