「独身の日」の売上高を報告するアリババ集団の張勇・最高経営責任者(CEO)(12日、深センで)=安川純撮影 中国の小売業界が構造転換を迫られている。 インターネット通販が急速に伸びる一方、旧来型の百貨店は業績が大幅に悪化し、撤退も相次いでいる。 ◆7分で100億元 「独身の日だ、一緒に買おう、全部買わなきゃ」 中国で独身の意味を持つ数字の1が四つ並ぶことから、「独身の日」と呼ばれる11月11日、ネット通販各社は恒例の割引セールを展開した。最大手・アリババ集団が10日に開いた前夜祭で若い男女が口ずさんだ「爆買い」をあおるような歌詞は、ネット通販の勢いを直接的に表現している。 セール開始から6分58秒後、アリババの売上高は100億元(約1550億円)を突破し、11日の24時間では前年比32%増の1207億元(約1兆8708億円)に達した。伸び率は前年の60%こそ下回ったものの、同社の馬雲会長は
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