全国のネット投票で首位だった「みきゃん」(愛媛県)が、静岡・浜松市での決戦投票で地元の「出世大名家康くん」に逆転負けするという激戦になった昨年の「ゆるキャラグランプリ(GP)」。この1400体以上がエントリーしたGPの首位争いの影で、茨城県で県内の出場組同士の熱戦が繰り広げられていた。首位から大差で3位に転落し、県都の意地をかけて早くも今年のリベンジに燃える「みとちゃん」を追った。 茨城の県都で、全国を代表する納豆の生産地として知られる水戸市。今年2月に発表された平成28年の1世帯(2人以上)当たりの都市別納豆消費額が、26年首位の福島市、27年1〜4位の福島、前橋、盛岡、山形市を抑えて3年ぶりに全国首位を奪還した。 だが、昨年のGPに茨城県内からエントリーした28体のうち、水戸市公認の「みとちゃん」が前年の県内トップから3位に転落する番狂わせに。おまけに得票数は、1位の神栖市公認の「カミ