美浦村立美浦中で、村広報誌「広報みほ」の朗読を通じてボランティアの育成が図られている。現在は校内放送などで全校生徒に聞かせているが、村のホームページでも聞けるよう調整を進めている。高齢者を中心に「孫の世代が読んでくれると広報誌がより身近になる」との期待は大きく、関係者は他の自治体への広がりを期待している。(篠崎理) 「この字はなんて読むの」「ちょっと(朗読する)スピードが速かったかな」。美浦中の教室の一室。次回の収録の打ち合わせで、こんな声が飛ぶ。 5人が参加し、それぞれ「最高齢者に認定」「競馬のスプリンターズステークス」などの項目ごとに分担し、実際に朗読を行った。 難しい漢字や固有名詞などはパソコンなどで調べる。美浦村には日本中央競馬会のトレーニングセンターがあり、広報誌は競馬の話題も多い。専門用語もあるが、美浦中には競馬関係者の子供も多く、きちんと理解している。 もともとは村内で広報誌
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