今、イスラエルのファーストフード界で話題になっているのは、日本の「おにぎり」。日本のコンビニで売っていそうなパッケージングされたものだという。「すし」はイスラエルでも広く知られているが、おにぎりの認知度はほとんどゼロだ。製造しているラン・エルバズさんでさえ、日本のおにぎりを食べたこともない。何か新しい食べ物で商売がしたいとインターネットで情報を収集し、調理器具や材料をかき集め、独自に完成させたという。おにぎりを武器にイスラエルでひと山当てようというユニークな取り組みを伝える。 リポート:佐伯敏(エルサレム支局長)