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2020年6月17日のブックマーク (2件)

  • 日常診療で使える整形知識(3)<br/> 2.手のしびれの診かた<br/> [臨床医学講座より](2018年2月4日) - 医科 - 学術・研究 | 兵庫県保険医協会

    日常診療で使える整形知識(3) 2.手のしびれの診かた [臨床医学講座より](2018年2月4日) 静岡県・西伊豆健育会病院 院長  仲田 和正先生講演 (3月5日号からのつづき) 神経支配の覚え方 横隔膜は漢字の三で覚える。つまり上と下を分ける横隔膜はC三(3)である。 肘を曲げるのはC5(5指で思い切り自分の頬を叩く。痛さで覚えよ)、両肩を外転してVの字(Vはローマ数字の5)にして肩外転(三角筋)はC5と覚えよう。 手首の背屈がC6、掌屈がC7(にゃにゃと言ってみる)、指の屈曲がC8(図1)。 肘を伸ばすのは、肘をシチッ(7)と伸ばすからC7である。 指の開閉(Th1)は一ドル札を指に挟むと覚える。 左手でOKとサインを作ったとき見える範囲がC6である(ただし中指はC7)。 母指の知覚はC6、ひとつおきに中指はC7、小指はC8と一定しており診断の指標として重要である。 まず手根管症候

  • 日常診療で使える整形知識(4)<br/>3.下肢のしびれの診かた<br/>[臨床医学講座より](2018年2月4日) - 医科 - 学術・研究 | 兵庫県保険医協会

    日常診療で使える整形知識(4) 3.下肢のしびれの診かた [臨床医学講座より](2018年2月4日) 静岡県・西伊豆健育会病院 院長  仲田 和正先生講演 (前号からのつづき) 脊柱管狭窄か血管閉塞か? 下肢の疼痛が主訴の時は神経根病変(神経根痛)が多く、しびれが主訴の時は脊髄症や馬尾神経障害のことが多い。 下肢への坐骨神経痛があれば腰椎椎間板ヘルニアなどの神経恨障害が疑われる。間欠性跛行がある場合は血管閉塞による場合と腰椎脊柱管狭窄症のように馬尾神経圧迫による場合がある。脊柱管狭窄症の時の坐骨神経痛は立っただけでも生じるが、血管閉塞による下肢の痛みは歩行により出現する。 坐骨神経痛は下肢近位では痛み、遠位ではシビレが主体となることが多いが、血管閉塞では下肢遠位の歩行時痛が主体である。鑑別は脊柱管狭窄は下肢神経症状の存在により、血管閉塞は下肢の血管の触診、ドップラーにより推定できるし、足関