診療ガイドラインでは、、エビデンスに基づくって事で、通常、”エビデンスのレベル分類”と”推奨度の分類”の記載がある。 たとえば、ACC/AHA ガイドラインについて エビデンス・レベルは、 * Level of evidence A: recommendation based on evidence from multiple randomized trials or meta-analyses * Level of evidence B: recommendation based on evidence from a single randomized trial or nonrandomized studies * Level of evidence C: recommendation based on expert opinion, case studies, or standard
●NEW AMADEO [高血圧を合併した顕性腎症を有する2型糖尿病患者] ARB telmisartanとlosartanの腎保護効果を比較する。降圧は両群同様であるが,尿蛋白減少効果はtelmisartan群の方が大きい。 ●NEW BAT [脳卒中および心血管疾患発症後に抗血栓薬を投与した日本人] 出血性合併症リスクの検討。致死的出血,大出血はwarfarin+抗血小板薬群>warfarin群,抗血小板薬併用群,抗血小板薬単剤群。 ●NEW CALM [高血圧を合併した微量アルブミン尿が認められる2型糖尿病患者] ARB candesartanとACE阻害薬lisinopril,および併用療法の有効性を比較する。candesartanの降圧,微量アルブミン抑制効果はlisinoprilと同様である。candesartanとlisinoprilの併用投与の忍容性は良
診療ガイドライン(clinical practice guideline)は、「医療者と患者が特定の臨床状況で適切な決断を下せるよう支援する目的で、 体系的な方法に則って作成された文書」です。 (『Minds 診療ガイドライン作成の手引き 2007』 Minds診療ガイドライン選定部会 監修. 医学書院, 2007 (M2/F) による) ガイドラインはそれ自体古くから存在していますが、現在主流となっているのは、「エビデンスに基づいたガイドライン」です。 数十人から数万人単位の患者を対象に、特定の薬を飲んだ人と飲まない人で比較し、薬効を確認するなどの 臨床試験(特にランダム化比較試験)の結果などから得られるエビデンスを吟味・評価し、その結果に基づいて どんな治療をすべきか、すべきでないかなどを勧告するこのガイドラインの作成方法は、過去のガイドラインの多くが 著名な専門家の意見交換や経験によ
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