2016年9月、内閣は「働き方改革実現推進室」を設置し、本格的に「働き方改革」が動き出した。本来は、「労働生産性の向上」や女性や高齢者といった人々を取り込んだ「労働力の確保」などがその目的とされているが、特に世間の注目を集めているのは「長時間労働の是正」だ。 過労死ラインを越える労働と、それによる自殺問題が大きな問題として取り上げられたことで、多くの人々の関心を集めているこのテーマ。しかし、なかなか浸透していないのはなぜだろうか? 仕事の量・効率・質は以前と変わらず… 「今、政府が進めている『働き方改革』にイチャモンをつけられるのは、サイボウズくらいじゃないですか?(笑)」 グループウェアを提供するサイボウズ株式会社の代表取締役・青野慶久さんは、何のためらいもなくこう話し、笑う。 サイボウズ株式会社・青野慶久代表取締役 ご存知の方も多いと思うが、同社は、今年の9月13日、日経新聞上に「働き
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