育児関連商品の技術の進歩や子育てに対する関心の高まりなどと共に、ベビーカーの利用が増えるにつれ、社会環境の対応も変化を遂げている。国土交通省の発表【「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」決定事項の公表について】などにもある通り、安全な利用促進・啓蒙のためのマークも制定され、周知が進められている。また同協議会では原則としてバスや電車などの公共交通機関、エレベーターではベビーカーを折りたたまずに使用できるとの決定が下されている。このことについて世間一般はどのような認識を示しているのだろうか。内閣府が2016年2月に発表した、ベビーカーマークに関する世論調査の詳細値から確認していく。 「電車やバスなどの車内やエレベーターでは、原則としてベビーカーを折りたたまずに使用できる」ことについて、いかなる感想を持つか、賛成・反対の見方で答えてもらった結果が次のグラフ。全体としては8割強が賛