世界で5億人が登録しているという巨大SNSである facebook草創期を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』を観た。事実をもとにして構成したフィクションだが、代表的な人物や組織の固有名詞は実名で、どこまでが事実でどこからが創作なのかはわからない。ただ、人と人の絆を紡ぐプログラムの開発者が、金銭的成功の陰で自らの人間関係をズタズタにしていったという“裏面史”を、古典的な一方通行メディアの映画が“暴く”というのは、なんとも皮肉だ。 ソーシャル・ネットワーク - オフィシャルサイト http://www.socialnetwork-movie.jp/ 以下、映画のなかで興味深かったことを思いついた順に列挙する。 内容について 1) facebookの開発者ザッカーバーグは、もともとハーバード大学の男子学生が女子学生の品評会をするための超人気プログラムを開発し、女子たちから大顰蹙を買い、学校当
![映画『ソーシャル・ネットワーク』を観て - 論駄な日々](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/56eea9ca1a0d3356a0ad5ce23888237c2548ec2c/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhatanaka.txt-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)