Googleは、JPEGの代替となることを目指す画像フォーマット「WebP」を改良した。この最新版は、ウェブ上で普及しているもう1つの画像フォーマットPNGにも対抗しようとするものだ。 WebPはGoogleの動画エンコーディング技術「WebM」で採用されているオープンソースの圧縮技術をベースにしており、GoogleはWebPによってウェブページのファイルサイズを小さくすることで、インターネットを高速化したいと考えている。WebPには多くの課題があるが、Googleは今回、2つの主要な機能を追加してこの技術の競争力をさらに少し高めた。 1つは、画質を損ねることなくデータを忠実に再現できる「ロスレス」圧縮(可逆圧縮)のオプションだ。もう1つは、デザイナーが画像の一部の透過度を指定できる「アルファチャンネル」のサポートだ。 これらの機能は、背景の上に単純な形状の画像を重ね合わせただけではないビ
![グーグル、画像フォーマット「WebP」を改良--可逆圧縮とアルファチャンネルに対応](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)