返還の琉球国王肖像画、謎多く 沖縄戦不参加の米軍人宅で発見―屋根裏から、FBI「略奪品と確認」 2024年04月07日07時07分配信 米国から返還された第13代琉球国王「尚敬王」の御後絵(沖縄県教育庁文化財課提供) 太平洋戦争末期の沖縄戦で失われたとみられていた琉球国王の肖像画「御後絵」を含む美術品が米国で発見され、3月に沖縄県に返還された。返還に協力した米連邦捜査局(FBI)は「(戦時)略奪品と確認した」とする一方、見つかった家の住人だった退役軍人に沖縄戦の従軍歴がないなど、流出した経緯には謎も多い。 「沖縄の宝」返還される 琉球国王肖像画、米から―沖縄 御後絵は歴代国王の死去後に制作され、琉球王国を代表する文化遺産の一つ。周囲の人物より王の姿をひときわ大きく描くことで権威が誇示されている。これまでモノクロ写真しか残っておらず、正確な色調は分かっていなかった。 今回返還されたのは御後絵
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