猛暑の今夏、一風変わった韓国デザート「パッピンス」が人気を集めている。細かく砕いた氷にアイスやフルーツをたっぷり乗せた、いわば韓国風かき氷。埼玉県内では朝霞市に本格的なパッピンスが味わえる店があり、見た目や味の楽しさで女性を中心に支持を集めている。デザート界でも“韓流ブーム”が席巻しそうだ。(塩塚夢) パッピンスとは韓国語で「小豆を乗せた氷」の意味。名前の通り、かき氷の上に小豆とフルーツ、アイスなどを乗せ、ビビンバのように思い切りかき交ぜて食べる。韓国では専門店もある定番デザートだが、K-POPやドラマなどの韓流ブームを受け、最近では日本でも有名パティシエが夏季メニューに取り込むなど注目を集めている。 本格的なパッピンスが食べられる朝霞市西原の韓国料理店「韓国ハッピー食堂」では、今年のパッピンスの売り上げが、3年前の開店当初から約4倍に急増した。本格派の味にもかかわらず都心の店に比べ安価な