夏休みが明けて新学期が始まる時期に子どもが自殺を図るケースが多くなっているとして、不登校の子どもたちの支援などを行う団体が18日、緊急に記者会見をして、「嫌がる子どもを『学校に行くべきだ』と追い込まずに気持ちに寄り添うようにしてほしい」と訴えました。 このため、夏休みが終わる前に注意を呼びかけようと、不登校の子どもなどを支援するNPO法人「全国不登校新聞社」が18日緊急に記者会見し、まず、子どもたちに向けて「無理して登校しないで、つらければ迷わず休んでほしい」というメッセージを読み上げました。続いて、NPO法人の奥地圭子代表理事が「親や教師は、嫌がる子どもを『学校に行くべきだ』と追い込まずに、子どもの気持ちに寄り添うようにしてほしい」と訴えました。 このあと、中学1年のときにいじめなどから不登校になったという本田真陸さん(20)が「夏休みの終わりが本当につらく、通い続けたら自殺していたかも