実のところ私は、(前著『スタンフォードの自分を変える教室』で書いた)意思の力についてよりもずっと長い間、ストレスについて研究し、教えてきている。ストレスは、世界中で長いこと人生における苦境や不満と同様の意味でとらえられており、私も心理学者として幸せな人生を送るにはストレスを軽減することが必須だと教えられてきたし、信じてきた。 ところが、(思い込みを活用する)「マインドセット介入」に出会ってから、ストレスと対峙するにはこの方法が一番いいと考えるようになった。もともと心理学者を志したのは、人生で困難な状況にある人を助けたいと考えていたからで、この方法によって人々のストレスとの付き合い方も変わると感じた。 以前から「現実や事実を拒否するよりも受け入れた方が人生にとって良い」と考えており、心の痛みや不安と対峙するために、自己流でマインドセット介入のようなことをして、それに効果があることも体験してい
![ストレスに強い人が実践する毎朝1分の習慣](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fffb11b6aacd6e67e0d8d46af5f59946f51ebbf4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F7%2F1200w%2Fimg_f7bde721ac272ba83fc3b86db88463f9265905.jpg)