第6回ゲームサーバ勉強会用資料です。 Webの技術の根幹となるHTTPやTCP/IPを軽くおさらいしたあと、 マルチプロセス、マルチスレッド、イベント駆動といったサーバアーキテクチャについて解析し、 さらにイベント駆動を実現するための非ブロッキングI/OとI/Oの多重化について解説します。
SREチームの@cubicdaiyaです。今回はnginxによるTCPレイヤーでのロードバランスについて解説します。 ロードバランサーとしてのnginx nginxはHTTPやTCP、UDP等の複数のレイヤーでロードバランサーとして稼働させることができます。(TCPロードバランサーは1.9.0以降、UDPロードバランサーは1.9.13以降で利用可能です) また、ngx_http_ssl_module や ngx_stream_ssl_module を利用することでそれぞれのレイヤーでTLSを有効化することも可能です。 TCPロードバランサー用のモジュールを有効にする HTTPレイヤーでロードバランスするためのモジュールはデフォルトで組み込まれますが、TCP(とUDP)レイヤーでロードバランスするにはnginxのconfigureスクリプトに--with-stream(あるいは --with
特定のホストへのルートを確認するコマンドといえば、tracerouteコマンドだ。 今回は、そんなtracerouteコマンドで覚えておきたい使い方についてまとめてみる事にした。 1.基本的な使い方 tracerouteコマンドは、基本的には以下のように実行し、そのホストに至るまでの経路(どこのルーターを通っているか等)を確認出来る。 デフォルトでは、UDPプロトコルを利用して通信確認を行う。 traceroute 対象ホスト(ホスト名・IPアドレス) tracerouteコマンドでは、対象のホストに向けてTTLを1づつ足して通信確認を行っている。 そのため、通信の途中で傷害が発生していたとしても、どこの経路で発生しているのかがわかるようになっている。 動作のより詳しい解説については、こちらのサイトが記述してくれている。 2.使用するプロトコル・ポートを変更する デフォルトではUDPプロト
NginxのTCP Load Balancing(ngx_stream_core_module) もともとNginx+で利用できたTCP Load Balancing機能というものがある http://nginx.com/products/application-load-balancing/ HTTPにかぎらずTCPレイヤでロードバランシグ機能を提供する。つまりMySQLやMemcachedのロードバランサとしても使用することができるようになる。 OSS版でも使用できるようになったらしいhttp://hg.nginx.org/nginx/rev/61d7ae76647d 試しにMemcachedのロードバランサを構築してみた(環境はubuntu14.04) nginxビルド ざっと適当にインストール sudo apt-get install libpcre3 libpcre3-dev b
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