HSTS(HTTP Strict Transport Security)という仕組みがある。簡単にいうと、次のような仕組みだ。 「このサイトにはHTTPではなくHTTPSで必ず接続するように」と、サーバーがブラウザに指示するHTTPヘッダー。この指示を受け取ったブラウザは、その情報を記録しておき、以降は、そのサイトに対してアクセスするのにHTTPを使わず自動的にHTTPSで接続するようにする。 たとえHTTPSでサイトを構成していたとしても、通信を傍受されたりフィッシング詐欺に遭ったりする危険性がある(特に無線LANなどの環境で)。これを防ぐのにHSTSを利用できる。 グーグルは、HTTPSをランキング要因に組み込んだことを発表した際に、「サイトでHSTSを有効にするように」と指示している。 ところが、たしかにHSTSによってブラウザは必ずHTTPSで接続を試みるのだが、それは2回目以降だ
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