2016 年 1 月 12 日(米国時間)を過ぎると Microsoft 社が提供するウェブブラウザ「Internet Explorer」(以後、IE)のサポート対象が“各 Windows OS で利用可能な最新版のみ”にポリシーが変更されます(*1)。サポート対象外となる IE は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、新たな脆弱性が発見されても解消することができません。脆弱性が見つかり攻撃者がそれを悪用すると、ウイルス感染により「ブラウザを正常に利用できなくなる」ほか「情報が漏えいする」などの被害に遭うおそれがあり(図1)、早急なバージョンアップが求められます(*2)。 図1:IE のバージョンごとの影響(イメージ) 1. IE の脆弱性 IPA が運営する脆弱性対策情報データベース JVN iPedia(*3)に登録されている IE 7 から IE 10 までの脆弱性対策
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