渡辺ペコ 札幌市生まれ。二〇〇四年、YOUNG YOU新人まんが大賞ゴールド大賞を受賞しデビュー。著書に『東京膜』、『ラウンダバウト』(全3巻)、『ペコセトラ』、『にこたま』(全5巻)など。現在、「ジャンプ改(JUMPX)」で『ボーダー』を、「もっと!」で『さよならサンガツ』を連載中。
渡辺ペコ 札幌市生まれ。二〇〇四年、YOUNG YOU新人まんが大賞ゴールド大賞を受賞しデビュー。著書に『東京膜』、『ラウンダバウト』(全3巻)、『ペコセトラ』、『にこたま』(全5巻)など。現在、「ジャンプ改(JUMPX)」で『ボーダー』を、「もっと!」で『さよならサンガツ』を連載中。
ここには悲しみがゴロゴロ転がってて落ち着く。 私の話をひとつ。(私は私は、が続くよ。) 家はまあ貧乏だけど両親は揃って元気でいるし大学も出してもらえたし就職先もあるし最近彼氏もできて、順風満帆。 でも父親ニート。なんで一家の大黒柱がニートで生きていけてるのか、大学まで出してもらえたのか、っていうのは、両親を援助する人たちがいたから。 だからって裕福な家柄ってわけじゃないから、実家はボロいし財産はないし、不便も多い。贅沢はできない。 ぎりぎり生きていける程度って感じ。 人は生まれる家を選べない。だから実家のことは私には関係ない問題だと思ってた。出て行っちゃえば関係ない、と。 でも彼氏ができて、本気の恋をしていると、私のことを知ってほしい、と思うようになった。 父親がニートといえる状態であることはすごく親しい友人にも言ってない。 友人たちと付き合う上では、そこまで深い話は聞いてもらわなくても良
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