株式会社文藝春秋は、文春新書『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』(赤根智子・著)の重版を決定しました。著者が米トランプ政権からの制裁措置を受けたとの報道を受け、「国際刑事裁判所」の存在や役割への関心が高まり、赤根所長への応援の声が集まっております。 発売時のインタビュー記事はこちら ■『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』プロローグ抜粋 外交力と世論の高まりに期待 アメリカによる制裁の可能性が高まってから、私は日本政府の関係者に対して、ICCを支援してくださるよう働きかけを続けてきました。 二〇二四年の暮れには、休暇とは別に日本を訪れて、外務省の方々、そして国会議員の方々に、「ICCのために手を尽くしていただきたい」とお願いをして回りました。私たちは裁判所であり、私は裁判官ですので、締約国でもない国の政府に対して何らかの働きかけをすることなどできません。だからこそ、政治家や官

