モバイルデバイスに特化したBaaS(Backend as a Service)型クラウドは、米国で「Parse」が3月に正式版となり、「Cocoafish」はAppceleratorに買収され、また9月にはWindows Azureを簡単にBaaS化する「Mobile Services」機能の追加を発表するなど活発な動きが見られます。 BaaSは一般に、PCよりも普及が見込まれるモバイルデバイス向けのアプリケーションのためにREST API経由で利用できるユーザー管理やデータストアなどを備えており、モバイルアプリケーションを開発する際にサーバ側のコーディングを不要にしてくれる利点を備えています。 国内企業のピーシーフェーズは、BaaS型クラウドサービスの「appiaries」(アピアリーズ)の正式公開を発表しました。主な機能は以下です。 ユーザー認証 OAuth 2.0プロバイダーとして、
モバイルアプリケーションで要求される、ユーザー管理やREST API経由で使えるデータストア、プッシュ通信といった機能をあらかじめ備えたクラウドサービスは、「BaaS」(Backend as a Service)と呼ばれています。 マイクロソフトはWindows Azureを簡単にBaaS化する「Mobile Services」機能を追加したと発表しました。 BaaSには新興企業が数多く参入しています。Parse、Kinvey、StackMob、Buddy、CloudMineなどがよく知られており、国内ではappiaries(アピアリーズ)があります。 こうした新興サービスに、大企業マイクロソフトが参入することになります。ただし、当初提供されるのは、Windows Liveでのユーザー認証、プッシュ通信、データストアといった機能で、対応するクライアントもWindows 8のみ。 すでにサー
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