今回はセンサーとBluemixのNode-REDを使用して作るIoTアプリケーションの例として、容易に電子工作ができるPCボードのIntel Edisonを利用した簡単なゲームを作ってみました。 全体の構成 ゲーム操作の様子(左)とゲーム画面の様子(右) センサーの上で手を動かすとゲーム内の黒丸が連動して動くようになっています。後ほど詳しく説明しますが、これはセンサーで取得した手との距離がインターネットの中継サーバを経由してNode-REDに送られ、ゲームに反映されています。このようにセンサーなどのデータがクラウドを通じて他の機器に作用する仕組みをモノのインターネット(Internet of Things、IoT)と呼びます。 さて、このゲームは以下のような物で構成されています。 ・HC-SR04 超音波距離センサー(以下、距離センサー)です。二つの発生装置から超音波を発し、反響から前方4