阿久根市は12日付で、竹原信一市長の解職(リコール)の賛否を問う住民投票に関する案内書に誤記したとして処分された選挙管理委員会職員(51)=総務課選挙係長=について、市長部局に異動する人事を発令した。これに伴い、市長部局から2人が選管に異動した。 同職員は、市賞罰審査委員会から9日、停職1カ月の懲戒処分を受けた。一方、選管委は12日昼、「選管職員の処分は選管委員長に権限があり、賞罰委が処分するのは越権行為」として臨時委員会を開き、訓告処分としていた。 地方公務員法は「選管委員長は法律や条例、地方公共団体の規程に従い、職員の任命、休職、免職、懲戒を行う権限がある」としている。 専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏は、賞罰委の処分が選管委より優先されるとして「職員は基本的なミスをするなど公平性を保てない。停職1カ月となると、業務が滞るため異動となった」と説明している。 鳥飼公貴選管委
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