PCに挿して起動すると、CentOSを全自動でインストールすることができるUSBメモリを作ります。インストールパッケージはUSBメモリに含めず、HTTPで取得する方法をとります。ブートローダにはsyslinuxを使い、自動インストールはKickstartの仕組みを使います。 作業はWindows7 64bit環境で行いました。インストールの確認は64bit機を使って、CentOS 6.3 x86_64で行いました。 インストールメディアの作成に入る前に、USBメモリブートによるCentOSのインストールがどんな流れで行われるかを見ておきましょう。 (1) BIOS起動 (2) USBメモリのMBRを参照 (3) ブートローダ(syslinux)をロード・起動 (4) インストーラのカーネル(vmlinuz)をロード・起動 (5) Kickstartファイルに従って自動インストール +---