サイマル放送をパソコンで聴くには、「Brandnew-J」にアクセス。iPhone用のアプリ「Kikeru」でも視聴可能(画像クリックで拡大) 在京FM局のJ-WAVEが、地上波の番組をリアルタイムでネット配信するサイマル(同時)放送を4月から強化、平日のおよそ9割の番組へ広げた。3月に東阪13のラジオ局が立ち上げたサイマル放送の配信サイト「radiko.jp 」は、関東1都3県などIPアドレスで聴取エリアを限定するのに対し、J-WAVEは全国どこからでも聴けるのが特徴だ。 同局では06年にネット向け放送をスタート。続いて、「流せるところには流してみようと、07年から実験的にサイマル放送を行ってきた」(J-WAVEの佐々木章メディア開発局次長)。その“全国放送”の番組が一気に増えたわけだ。 だが、今回のサイマル放送拡大は、放送が届いていないところへの補完が目的だという。「民放連の調査によれ