創作物が出来上がる過程は倫理的である方が望ましい。 映画や漫画、そしてその他全ての文化的な創作するときに、制作者は世間の最大公約数的な倫理を知ることが必要である。 例えばドキュメンタリー番組を撮る際に、作為的に個人をこっぴどく叩き、有る事無い事を面白おかしく描き、名誉を棄損して生まれたとすれば、たとえどれだけ面白いものであっても、その存在自体が否定されても仕方がない。 これは二次創作でも同じことが言える。 完成した創作物が最大公約数的に倫理的である必要は無いと私は考える。 それは『表現の自由』が日本で認められているからだ。 表現の自由とは、自己の精神の動きつまりは考えを外部に表明することを自由に行えるということである。もちろん、自由な表現を受け取る側が、それに対する感想を外部に表明することは自由である。 ただ、ここで勘違いをしてはいけない。 受け取る側が持つ権利は、創作物に触れるか触れない