米国の情報機関でWikipediaライクなコミュニティWebサイトを活用する動きが広がっている。「Intellipedia」と呼ばれるこのWebサイトは、各種情報機関のメンバーが組織間の垣根を超えて情報を共有したり、情報評価(これにはイラク戦争の要因となったものも含まれる)に対する見解の不一致について討議したりするなどの用途で使われている。 Intellipediaの開発者が10月31日の記者会見で明らかにしたところによると、このサイトは、テロリズムやアルカイダなどに関する情報についてメンバーが自由に意見を出し合いながら討議できるようになっているという。その基本的な仕組みはWikipediaと似ており、Wikipediaで使用されているオープンソース・ソフトウェアをベースとしている点も同じだ。 今年4月に運用が開始されたIntellipediaは、8月にコロラド州デンバーで開催されたコンフ
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