大阪府内の弁当店やパン店で、大阪市立大や大阪府立大の教員を名乗る男が、「代金は後で払う」と言って弁当やサンドイッチなどの代金を支払わず、持ち逃げする事件が相次いでいる。両大学が把握しているだけで11月中旬〜今月8日に11件(未遂も含む)発生し、被害総額は計10万円。被害に遭った店は「きちんとした身なりと落ち着いた雰囲気で、信じてしまった」といい、府警松原署などが詐欺事件として調べている。 【「ピップエレキバン」で詐欺対策】「振り込め・肩こりもうコリゴリ」 両大学や同署などによると、先月16日正午ごろ、大阪府松原市内のパン店に、身長170センチぐらいの40〜50代の男が来店。「大阪市立大の教員」として名前を名乗り、サンドイッチやホットドッグなどの調理パン数十個約5000円分をレジに運んだ。同時に同月24日分として、約2万円分のサンドイッチやパンを注文。「代金は夕方に支払う」と言って、500