http://anond.hatelabo.jp/20080506041614に神林長平があって谷甲州が無いのが許せんので作った。 航空宇宙軍史の谷甲州 「赤外反応、新たな爆雷の爆散円、後方の輸送船団に直交します」 増田少尉がうわずった声で言った。CRTの一箇所に固まっていた輝点が徐々に分散しはじめた。輸送船団が退避行動に入ったようだ。しかし最大加速度0.1G程度の鈍足の輸送船では、これだけ近距離で爆発した爆雷の破片から逃れることは不可能だろう。 山岳小説の谷甲州 後ろで大きな爆発音がした。そう思った瞬間、増田は体が宙に浮いたような感覚を覚えた。そして次の瞬間にザックに衝撃が来た。増田の体は振り回され、雪崩に巻き込まれたと気づいたときには、不自然な体勢で凍りついた斜面を滑落していた。
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