世紀が変わって初の世界的大"ネタにマジレス"騒動、預言者ムハンマドの風刺漫画騒擾が起こっていることでもあるし、ネタにマジレス問題について考えたい。最近だと、HotWiredの「ジョブズとゲイツ、真の「善玉」はどっち?」も凄かった。元の記事は、善玉度を寄付金の額で計ってみるというネタだったと思うけど、そのような見方は間違っているというマジ反論が多くの人からよせられたという話。 そもそも、ネタとは何か。「ネタにマジレス」文脈に絞って考えるなら、ネタとラベリングされた文章は著者の本意とは切り離された、仮想の一時日記人格が書いた文章だと考えられそう。ここで想定される人格は、エントリ内では一貫性を保っているのが望ましい。ただメチャクチャ書いてあるのはネタではない。しかしあくまで仮想人格なので書いた本人としては、そこには応答責任を感じない。極端なのはテンプレ改変で、文章の骨格を他人から拝借して一部だけ