初代iPadユーザーからすると、買い替えに値するのか悩ましい存在でもある「iPad 2」。「ちょっと薄く軽くなっただけで、あまり変わりない」というイメージの方もいるだろう。アップル曰く、「処理は2倍、グラフィックス性能は9倍」とのことだが、本当にそうなのだろうか? そこで本稿では、初代iPadとiPad 2の違いを調べてみた。 初代「iPad」と「iPad 2」のスペックを見比べる 初代iPadとiPad 2を比較すると、スペック上の主な違いは、本体サイズ、重さ、CPU、メモリーにある。本体サイズに関する大きな違いは奥行き(厚さ)だ。初代iPadの13.4mmに対して、iPad 2は8.8mmと極薄といえる厚さになっている。Wi-Fiモデルの重量を見てみると、初代iPad(680g)からiPad 2(601g)となっており、79gの減量に成功したというわけだ。 しかしそれ以上に注目したいの