2013年09月07日10:30 by jyoshige メンバーシップなんて美化しないで正直に身分制度と言いましょう カテゴリ人事 終身雇用に対する非常に優れた論考を読んで、いろいろと考えさせられたので やや雑感気味ながらメモしておこう。 終身雇用の正社員というのは、要するに身分制度のことであり、何でもやる代わりに 無条件で保護される権利を持っている。たとえば厚労省を例に説明しよう。 仮に、厚労省キャリア官僚で本省にポストのなくなったオジサンがいたとしよう。 彼はまず厚労省御用達の大学ポストに出され、仮にそこを出されても、厚労省がまた 新たにお抱え独立行政法人あたりにポストを確保してくれるだろう。 彼は“キャリア官僚”という身分なので、組織の意向に沿う発言をし続ける限り、 彼の職は厚労省が保証してくれるのだ。 (あくまで架空人物の話です、けして実在のモデルがいるわけではありません) 最近