国際的に活躍するタイポグラファ、グラフィックデザイナーであるヘルムート・シュミット。1981年以降は大阪で、自らの事務所を構えている。「デザインは姿勢である」という理念の下、個人的・社会的・政治的なテーマで多くの実験作品も制作してきた。1970年代には、タイプライターを使用し、自らの政治的意見と合致する社会民主主義的な言葉を視覚的に表現したポスター15点を制作した。本展では15点のポスターに加え、制作にまつわる資料と解説を交え展示する。(ポリティポグラフィーエンとはポリティクス(政治)とタイポグラフィ 2つの言葉からなる造語である)