日本には、かつての国ごとに「一宮」「二宮」「三宮」と定められた神社が全国にある。超ざっくりいえば、一宮がその地域で一番社格が高い神社で、次が二宮、それから三宮という順になる。 興味深いのが、必ずしも現在メジャーな神社が、その地域の一宮ではなかったりするところ。たとえば名古屋周辺(尾張)で最もメジャーな神社といえば、熱田神宮を思い浮かべる人が多いような気がするが、熱田神宮は尾張の「三宮」なのである。じゃあどこに一宮があるか。尾張の一宮といえば、そう、地名の由来にもなっているように、現在の愛知県一宮市にある。市内の真清田神社というところがそうなのである。 三重(伊勢)のほうなら、さすがに伊勢神宮だろうと思うが、ここは逆に、全国の神社を包括する神社本庁の本宗にあたる神社で、諸国の中での一宮、二宮といった扱いのものではない。 三重の一宮は、鈴鹿市の椿大神社。 では東京を含む武蔵国はどうか。現在全国
![全国の「一宮」、どれだけ知ってますか? - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15d0cda06e08b4a269a15f17d77f70373aacfb6f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FExcite%2Fbit_book%2F2010%2FE1284295958521_1.jpg)